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【考察tips】国会図書館webに利用者登録する手順

入手困難な書籍が読みたい

特定のジャンルを深堀していると、入手困難な書籍・絶版書籍の内容を確認したくなる……となる場合もあるでしょう。

本屋には並んでおらず、電子版もなく……でも、古本屋やフリマアプリで探せるかどうかなんて運次第。

ダメだ、全然入手できない。 もしかして、私は永遠に自分の目で本の内容を確認できないのだろうか……!?

そんな時最後に頼るのが、国会図書館です。

国内の出版物をほぼ全て収蔵している国会図書館を利用することができれば、さまざまな調査研究に必ず役に立ちます。

そんな便利な国会図書館ですが、利用するには登録が必要ですので、此処ではその手順をご紹介いたします。

国会図書館のwebで利用者登録しよう

まずは、国会図書館のwebに利用者登録しましょう。 以下のlinkをクリックして国会図書館のwebを開いてください。

国立国会図書館サーチ(NDLサーチ)

開くと…… ↓↓

国会図書館の資料検索ページ。検索の為の入力欄が表示されている。ページ右上に『ログイン』のメニューがある。
国会図書館web資料検索ページ
↑こんな感じのページが見れましたでしょうか? このページでは資料検索ができますが、今行いたいのは利用者登録なので、ページ右上の『ログイン』の文字を選択。

すると、以下ようなウィンドウが現れます。

ログインの為のポップアップウィンドウ。上からIDの入力欄、パスワードの入力欄、ログインボタン、新規登録、パスワードをお忘れの方、のボタン。
ログインの為のポップアップ
こちら左下の『新規利用者登録』を選択。 ここから利用者としての情報の入力が始まりますが、5分ほどで終わりますのでサクサク行きましょう!

利用者の情報を登録しよう

登録の流れは以下の通りです。

①メールアドレスの登録

メールアドレスの欄に入力。 ページ下部までスクロールし、『注意事項に同意する。』の左横のチェック欄を選択します。 できたら、『注意事項に同意して送信』をpush。

すると国会図書館から、先ほど登録したメールアドレスにメールが届きます

メールを開き、『◆登録専用のURL』の下のurlを踏んで認証します。

②登録種別の選択

本登録簡易登録かを選びます。

本登録は直接来館するときに必要な登録で、来館当日にも簡易登録からの変更手続きが可能です。

オンラインだけで本登録の手続きを進めると5営業日ほど掛かるようなので、来館が目的の場合はまず簡易登録をして、来館当日に本登録に変更、という方がロスが少ないかもしれません。

まずは簡易登録をすれば資料検索と遠隔複写は可能ですので、『簡易登録』を選びましょう

(国会図書館のサービス『個人向けデジタル化資料送信』が目的の場合は本登録が必要です。)

③利用者情報の入力

入力欄が出てきますので、以下の情報を入力します。

  • 氏名
  • 氏名(カナ)
  • 生年月日
  • 居住国
  • 郵便番号
  • 住所
  • 電話番号
  • パスワード

(必須)という文字が添えられていない欄は必ずしも入力しなくても良いですが、『遠隔複写サービス』を利用したい場合は「マンション・建物名・部屋番号」まで住所を入力しておいた方が安心です。

パスワードは自分のアカウントのための新しいパスワードで、自由に決めていいところですね。

すべて入力できたら『申請内容の確認へ』を選択。

④登録内容の確認

前のページで入力した内容を表示して最終確認します。間違いがあったら左下の「戻る」で入力画面に戻りましょう。

よくチェックして、間違いがなければ『この内容で申請する』を選択します。

⑤申請完了!

お疲れ様でした! 登録が完了したので、資料検索からの複写依頼がオンラインでも可能になりました!

絶版書籍は国会図書館が確実

国会図書館は郵送貸出サービスも行っています

国会図書館から地域の特定の図書館に貸出をし、そこを窓口に個人が借りられる、という仕組みですね。

郵送貸出が可能な書籍の種類はかなり限定されているんですが、自分の欲しい資料がどの種類に分類されるのかが曖昧なら、申込みしてみて確かめるのが良いと思います。

そして、もし郵送貸出ができない資料であっても、「遠隔複写」であれば可能です。

zara.hateblo.jp


何より、オンラインで資料検索をしっかりした上で「国会図書館に読みたい書籍がある!」という確信があるのなら、直接来館しても無駄足になりません。ですから、機会を見て来館するのも大いにアリだと思います。

なにせ、もう絶対に自分の目で見れないと思っていたものが読めるのですし。

現在は感染症のこともあり来館は抽選予約制となっていますが、そこまでの倍率ではありませんので予約申込も気軽なものです。2、3日間連続の予約でも結構簡単にとれます。

以下のページから予約できます。↓

form.ndl.go.jp

上手に使ってほしい情報を入手していきましょう!